竹中の家族葬語り部屋

こちらの事情を理解してもらう必要性

2017年05月17日
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葬儀の形態が様々になってきている現在ですが、その中でも家族葬を選択する人が多くなっています。この形態は家族だけで葬儀を行うと考えられがちですが、亡くなった人の家族だけとは限りません。この葬儀の特徴は参列する人の人数に限りがあるということです。

参列者は故人の家族と親戚、そして血縁関係はなくても生前親しかった友人なども含まれます。良く知っている人たちだけで静かに、ゆっくりと最後のお別れをしようということから始まった葬儀と言ってもいいかもしれません。

そのため、近所や職場関係など一般の参列をお断りすることになってしまいます。家族葬を選択する理由は生前の故人の意思によるということも多いようです。また、一般の弔問客に気を使うことなく、ゆっくりと最後の時間を過ごしたいという家族の意向からという場合もあります。

いずれにしても、この形で葬儀を行うときは、参列をお断りする人にあらかじめ知らせておかなくてはなりません。その断り方は、故人の意思や家族の意向などの事情をきちんと話した上で弔問をお断りする旨を丁寧に伝えることです。

決して来てほしくはないからなどと強気の発言に聞こえてしまうような言葉だけは使わないよう注意することが重要です。

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